マシュマロ・シュガー
「わ、私!!田口和華です!!」
恐る恐る顔を上げた
怖い。 私のことなんて覚えてないよね
「のんちゃん?ふくふくしてて可愛いー」
「あっ…ありがとう」
嬉しいっ……
ヤバい。泣く
「あの時の子だよね」
「あの時……」
「マシュマロ」
「あぁ!!はい、そうです!!」
覚えてて……くれた
「マシュマロ、ちょうだたい」
「へ?あ、はい。佐伯くんにあげた日から私、レパートリーを増やしたんです」