マシュマロ・シュガー
「やっべー眠い……」
独り言を呟いて俺はまぶたを閉じた
「あの…大丈夫?」
どこからともなく声が聞こえてきた
「……ん…。あ……マシュマロ」
「へ?」
目を開けると色白の女子が俺を見ていた
重いからだを持ち上げてゆっくり起き上がった
「おはよう」
「あ……あの…あの…食べ…ますか」
目を泳がせながらマシュマロを渡してきた
やっぱり、甘い
マシュマロみたいなやつだな。マシュマロみたいに色が白い