37度の微熱
「話なげーよ。あいつ!
ニケツなんて俺らだけじゃないのにな」
晋司はふてくされながらも、携帯を開いた。
携帯の画面を見た瞬間、晋司の顔はニヤける。
「俺、まじ幸せかも」
その言葉と、その顔で、相手は誰なのかはすぐに分かった。
「今日、ゆかとデートなんだよね」
俺に向かってニヤけながら、晋司は言った。
「よかったじゃん。晋司がこんなに早く落としたの初めてじゃね?」
「だろ?でもそれだけじゃないんだよね!実はゆかから告って来たんだよ!」
晋司は嬉しそうに満開の笑顔で言った。
「マジ?それはすごい」
俺は晋司の言った言葉に目を丸くした。
晋司が告られないって訳でもない。
顔だって整ってる方だし、性格だっておもしろいから。
だけど、てっきり晋司から落としたと思っていた俺はその言葉に驚いてしまった。
ニケツなんて俺らだけじゃないのにな」
晋司はふてくされながらも、携帯を開いた。
携帯の画面を見た瞬間、晋司の顔はニヤける。
「俺、まじ幸せかも」
その言葉と、その顔で、相手は誰なのかはすぐに分かった。
「今日、ゆかとデートなんだよね」
俺に向かってニヤけながら、晋司は言った。
「よかったじゃん。晋司がこんなに早く落としたの初めてじゃね?」
「だろ?でもそれだけじゃないんだよね!実はゆかから告って来たんだよ!」
晋司は嬉しそうに満開の笑顔で言った。
「マジ?それはすごい」
俺は晋司の言った言葉に目を丸くした。
晋司が告られないって訳でもない。
顔だって整ってる方だし、性格だっておもしろいから。
だけど、てっきり晋司から落としたと思っていた俺はその言葉に驚いてしまった。