天然ガールとイケメンボーイ【完】
恐怖の学活の時間がやって来た。
「静かにしろー。じゃ、今から会長と副会長を決めるぞ。
推薦OK!立候補OK!ハイ意見ある人ー」
すぐさま柳慧夜が手を上げた。
「ハイ!!俺、会長立候補します!!副会長は夢野さんが良いと思いまーす」
「ちょっと!!何で夢野さんなの!?あたし、副会長に立候補します!!」
「それならあたしも!」
「あたしだって!!」
みんな柳慧夜目当てに立候補しだした。
よかったぁ。
これで副会長は免れたよ…
何であんな二重人格詐欺師がモテるんだろう?