天然ガールとイケメンボーイ【完】


「はぁー、マジ助かったぁー!!!」


慧夜はもう何処かに行ってしまった。


「ほんまやなー。慧夜の奴、何処行ってんろーなー」

「何があったのですか。君達」


松山先生が聞いて来た。


「「まぁーいろいろ…↓↓」」

「はっはっはっはっ!!!そんなに落ち込んでどうするのですか。君達、次の授業は数学ですよ!!!張り切って行きましょう!!!はっはっはっはっ」


そう言って松山先生は教室へ向かって行った。


「松山先生は、張り切りスギだって…」


あたしが小さい声で言うと、


「戻るん?」


修は聞いた。



戻ったら、絶対、慧夜いるし…会いたくないなぁ…





何て言われるかわかんないし…怖いし。


< 24 / 111 >

この作品をシェア

pagetop