天然ガールとイケメンボーイ【完】
「サボりたいけど…」
「ほんなら…俺とどっかで時間つぶs「やっぱり行く!」
「ん?」
不思議そうにあたしを見る。
「修の時間まで潰したくないし、やっぱ、ちゃんと慧夜と話した方が良いと思うし、何時かは通らないといけない道だと思うから…」
「大丈夫か?あいつ結構、「うん!大丈夫!」
ホントは全然大丈夫じゃない。
ホントはめっちゃ怖い。
だけど、このこと後回しにすると…
あたしは、あの時の鬼のような顔をした慧夜を思い出してしまった。
「俺もあいつに謝らんとなー」
あたしが修の目を見ると、心配そうな目で見ていた。
あたしはすぐ目を逸らすと、
「じゃー行くかー」
あたしと修は教室へ向かった。