天然ガールとイケメンボーイ【完】


「慧夜っ!!」

「ん?何??て、なんだ。梨々か。…何か用?」


やっと見つけた~!って、声掛けたらなんだって何よ。




あたしで悪かったねっっ!!て、アレ?


あたし、何言いに来たんだっけ…?



えっと、えっと…


「あぁー!!そうだった!!」

「んだよ。行き成り声大きくして…」

「んとね?さっきのことなんだけど…、ごめんね?変なこと言って…」

「…さっき?あぁ、あれね。別に気にしてねぇけど…てか、俺には佐伯が勝手に言ってた気がしたんだけど…」


え??気にしてなかったのぉぉー!?




何か真剣に悩んでたあたしがバカみたい。


まぁ、バカなんだけど…


< 28 / 111 >

この作品をシェア

pagetop