モノクローム
「はい、お茶。俺、寝るからさ、0時になったら起こして」
「は?」
シロはさっさと用事を済ますように、テレビのチャンネルを適当に合わせ、ベッドに潜り込む。
一旦、布団を顔まで被せたが、思い出したように顔を覗かせる。
「あ~…その辺の物、適当に使って。充電器とか風呂とかトイレとか。んじゃ、よろしく…」
半ば意識がないような声で言いながら、再び布団に潜り込み、眠ってしまった。
0時まで、あと2時間程しかない。
私は憮然としながらも箸を進め、限られた時間をどうするか考えた。
あの人からメールが来てるかも…
携帯を取り出し、充電器を探して差し込む。
電源を入れ、問い合わせをする。その間にパスタをかき込み、お茶を一気に飲み干した。
なんて返って来てるだろうか…
メールは二通あった。
最初は驚いた様子で【マジで?】と、いつもの返事。
二通目は、【どんな人?】と、記されている。
【どんな人?】
それは、真剣に犯人の特徴を尋ねてるのか、いつものギャグとして捉えらた物なのか、どちらの心情なのか全く分からない。
だが、やり取りから考えると、後者に近い。
私はそのまま携帯をテーブルの上に置き、食器を片付けてからお風呂に入る事にした。
「は?」
シロはさっさと用事を済ますように、テレビのチャンネルを適当に合わせ、ベッドに潜り込む。
一旦、布団を顔まで被せたが、思い出したように顔を覗かせる。
「あ~…その辺の物、適当に使って。充電器とか風呂とかトイレとか。んじゃ、よろしく…」
半ば意識がないような声で言いながら、再び布団に潜り込み、眠ってしまった。
0時まで、あと2時間程しかない。
私は憮然としながらも箸を進め、限られた時間をどうするか考えた。
あの人からメールが来てるかも…
携帯を取り出し、充電器を探して差し込む。
電源を入れ、問い合わせをする。その間にパスタをかき込み、お茶を一気に飲み干した。
なんて返って来てるだろうか…
メールは二通あった。
最初は驚いた様子で【マジで?】と、いつもの返事。
二通目は、【どんな人?】と、記されている。
【どんな人?】
それは、真剣に犯人の特徴を尋ねてるのか、いつものギャグとして捉えらた物なのか、どちらの心情なのか全く分からない。
だが、やり取りから考えると、後者に近い。
私はそのまま携帯をテーブルの上に置き、食器を片付けてからお風呂に入る事にした。