私と悪魔のLast gameⅡ

「…ック……」

喉を鳴らし、

肩に乗せていた頭を私のお腹のところまでずらし
そして顔を上げた。

そして…とても悲しそうに…辛そうに…愛おしそうに微笑んだ。


「そんなことを…言うんじゃない。

決心が…揺らいでしまうだろう…?」




いいよ…揺らいでいい


「だったらッ……いっそッ…ヒクッ」



いっそ…



このまま…

< 32 / 110 >

この作品をシェア

pagetop