私と悪魔のLast gameⅡ
光の中に落ちるまでの間、たくさんのことが頭をよぎった
椎といた1年間…




『あははっ』

初めて思いっきり笑ってくれた椎




『レイ、おかえりなさい。…ご飯…食べる?』

優しく微笑み、不安げに見上げる椎


『ただ…いま』

出て行った椎が、戻ってきたとき





『…好きなの』

ぎゅっと俺の服を掴み、か細く呟く椎


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