私と悪魔のLast gameⅡ
「なーに謝ってんの!椎らしくないよぉ?」
「そうだね」
くすっと笑いあう
「椎ちゃん」
背後からあの人の声がした
何故か肩が強張った
「…ぁ、じゃ、私トイレいってこよっかな?」
百合がわざと席を外す
助けを求めるように百合を見ると
『ガンバレ』と口パクで言われた。
こくっと頷く私
「昨日…ごめんね…本当にごめん」
真剣な瞳が私を捕らえた
「ううん…平気」
「うん…」
「…」
沈黙が続く