私と悪魔のLast gameⅡ
「椎ちゃん…ってさ」
「え?」
「好きな人…いるの?」
「…ぇっ?」
トクン…と心臓が高鳴った
「あっ…えと…いるみたいな感じがした…から。昨日。」
「う…ん。わからない。あのね…」
私は百合に話したようなことを広田くんに話した
広田くんが傷つくような内容は勿論言ってない。
広田くんは百合と同様、真剣に向き合ってくれた
「そっか…よく、わからないけど…好きな人、いたんじゃないかな」
そっかぁ…
私、いたのかな。
百合にもいわれた。