私と悪魔のLast gameⅡ
「私も…そう思うの。でも、誰かわからない。

思い出そうとしても、思い出せないの」


「…何か、思い出のものとか残ってないのかな…?」



思い出…





そっか。

もしかしたら、あるのかもしれない。


「探してみる。ありがとね、広田くん」

思わず微笑む



「ううん…



あのさ。今まで通り、友達でいてくれる?

…そりゃ、前みたいにはいかないかもしれないけどー…」


勿論。



「うん!いいよ」

「ありがとう」


私も…ありがとう


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