夢を奪われた天使
「りかって本当にかわいいよねー」

「ありがと。でもそんな事ないよ」

「いやいや…本当に細いしさ~…何すればそんな完璧になれるの!?」

「あたしのどこが完璧なの?みんなの目がおかしいよー(笑)」

“かわいい”

“細い”

毎日言われるのが気がつけば当たり前になっていた。

昔から体を動かす事が大好きでいっつも走りまわってたし、脂っこい物があまり好きでわなかったせいか、周りより少し細くなっていた。

それに親からの遺伝もあって身長わ170とかなりの長身。

私にわ“夢”ができた。

それは―

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