春色模様〜春になったら〜




でも幸せな時間はもう終わり。

あっという間に家に着いた

「畠山君、ここです」

畠山君とは特別な会話はなかったけどなんか凄く満足した時間だった


「あぁ、じゃあまた」


そう言って背中を向けた畠山君に

「今日はありがとうっ!また明日」

そう叫んだ。つい大きな声になり口を押さえると畠山君は軽く笑いながら


「近所迷惑だから早く入れ」


とぶっきらぼうに言って帰っていった




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