幼なじみは意地悪boy




「‥‥‥‥」



目を開けて上にある整った顔を睨みつける。




「なに?襲って欲しいの?」


「ば、バカじゃないの!」




急いで起きあがると目の前にいる男はおもしろそうに笑っていた。




「もう少しでキス出来たのに‥‥」



「は?」



「陽弥(はるや)が起こさなきゃイケメンとキス出来たのに!」



陽弥はキョトンとしたあとニヤリと嫌な笑みを浮かべた。




「イケメンとキスする夢なんて見たのかよ?」



「そうだけど」



「乃愛、欲求不満?」



「ち、違っ‥‥」




< 2 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop