幼なじみは意地悪boy
「‥‥‥‥」
目を開けて上にある整った顔を睨みつける。
「なに?襲って欲しいの?」
「ば、バカじゃないの!」
急いで起きあがると目の前にいる男はおもしろそうに笑っていた。
「もう少しでキス出来たのに‥‥」
「は?」
「陽弥(はるや)が起こさなきゃイケメンとキス出来たのに!」
陽弥はキョトンとしたあとニヤリと嫌な笑みを浮かべた。
「イケメンとキスする夢なんて見たのかよ?」
「そうだけど」
「乃愛、欲求不満?」
「ち、違っ‥‥」