恋華(れんげ)

「なんてゆーか……うまく説明できないけど……このコ、家出してかわいそうだったし……慰めてあげたかった、ってゆーか……」



「もぅ、いいよ!」



「ごめん…」



「…ってか、謝るくらいなら、せめてあたしが帰ってくる前にさっさとエッチくらい終わらせといてよ!」



「ごめん、ホントにごめん…」



「それにしても……」

あたしはカレの隣りにいるハダカの若い女のコのほうを見た。


多少は化粧っけがあるけど、顔のつくりそのものにはまだ幼さが残ってる。

それにさっきチラッと見えた胸のふくらみ具合も、まだまだ“発展途上”って感じだった。

女子高生か女子大生か知らないけど、とにかく“10代”だと思ってまちがいない。

< 154 / 201 >

この作品をシェア

pagetop