君は何処にいる?
家から学校までは、歩いて3分くらいだから特に困ることはない。

「おはよぉ、美雨ぅ~」

そういいながら、抱きついてくるのはまたまた心友の

鷹羽麗莉(たかはねれいり)、とっても美人で読者モデルもやっている。

そして、

「ホントに置いてったぁ~、しかも鼻超痛い~~」

とごねているのが、鼻をぶつけた心友
佐倉笹音(さくらささね)、可愛いけど、バカ。

「なに?また、深雨に置いてかれたの?」

「またってナニぃ~、だって深雨が置いてくからぁ~」

「・・・涙声(笑)」

「うえーーーーーーーーーーーーん」

「深雨、そのウッセーの黙らせろ。」

振り向くと、笹音のお兄ちゃんがいた。

「竹斗先輩が黙らせればいいんじゃないですか?」

私は、いつも通りに返す。
そして、いつもこのタイミングに・・・

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