君は何処にいる?

屋上、不良教師。

階段を上り、教室の横を通り過ぎ、また階段を上ると、屋上になっている。

いつも、立ち入り禁止で鍵が閉まっているので、
ポケットからヘアピンを出してピッキングする。

(注:ピッキングは犯罪の一つです♪マネはしないでね^^)

--カチャ。--

鍵のあいた音がしたので、ヘアピンを鍵穴から抜きドアノブをまわす。

すると、青々とした空がひらがる屋上に出る。

・・・と同時に、とても不快な煙の匂いが鼻についた。
思わず眉間に皺が寄る。煙の先の人物を一瞥してから、私は踵を返した。


「おいおい。その態度はねぇだろぉ・・・挨拶位しろよ。冷てぇ~なぁ。」

「どうして朝っぱらから、シケモクやってる先公に頭を下げなきゃいけないんですか?」

「おいおい、遊木・・・なんか色々と古いぞ!?」

「あら?先生の時代に合わせてみたんですけど違いました?」
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