君が望んだ永遠



感謝の意味も込めて
俺は幸音ちゃんの額に
キスをした。


「……んん~」



すると幸音ちゃんが
ゆっくりと目を開けた。


ふにゃんとした顔も
結構かわいい――――。



「おはよ」


「……っ////!!」



俺の顔が近かったからか
幸音ちゃんの顔は
一気に赤くなっていった。



面白いな、やっぱり。



「一緒に寝てたみたいだね」



ニコッと笑って言うけど
まだ幸音ちゃんの顔は赤くてアタフタしている。




…………?

どーしたんだろ。




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