君が望んだ永遠
そして、
母さんの葬式には
やっぱり父さんは来なかった。
そして
俺も泣かなかった。
あまりにも、
あの日が恐ろしすぎて。
そして俺は
親戚の家に住まわせてもらった。
でも、
親戚が俺に優しくするわけでもなく、俺は嫌になって中2から1人暮らしを始めた。
誰1人として
それを嫌がる人はいなく、
むしろ喜ばれた。
結局、
みんな その程度の人だ。
家族ですら、
俺を放っていったのだから。