裸足のシンデレラ
「…なんで泣いてんの…。」
「だって…っ…。」
「泣きたいのは俺。お分かり?
好きな女に大嫌いって言われる気持ち、お前に分かる?」
「…それはっ…ごめんなさい…。」
「よしよし。素直で大変よろしい。」
ポンポンと優しく頭に触れる瞬の手。
「…バカにしてるでしょ…。」
「してねぇよ。素直で可愛いなって思ってる。」
「…バカ。」
「どっちがだよ。
で、なんで泣いてんの?」
「…分かんない。」
「正直に言えよ。今更誤魔化すな。」
「…嫌…だったから。すごく。」
「何が?」
「瞬が…ああいう顔をしてたのも、告白されてたのも…。全部。」
「はい?」
「…赤くなってたんだもん!!」
「はぁ…なるほどな。
つーかダメだ、俺。我慢の限界。」
「は…?」
「抱きしめるけど文句言うなよ。」
その言葉の3秒後には、あたしの身体はすっぽりと瞬に包まれていた。
「だって…っ…。」
「泣きたいのは俺。お分かり?
好きな女に大嫌いって言われる気持ち、お前に分かる?」
「…それはっ…ごめんなさい…。」
「よしよし。素直で大変よろしい。」
ポンポンと優しく頭に触れる瞬の手。
「…バカにしてるでしょ…。」
「してねぇよ。素直で可愛いなって思ってる。」
「…バカ。」
「どっちがだよ。
で、なんで泣いてんの?」
「…分かんない。」
「正直に言えよ。今更誤魔化すな。」
「…嫌…だったから。すごく。」
「何が?」
「瞬が…ああいう顔をしてたのも、告白されてたのも…。全部。」
「はい?」
「…赤くなってたんだもん!!」
「はぁ…なるほどな。
つーかダメだ、俺。我慢の限界。」
「は…?」
「抱きしめるけど文句言うなよ。」
その言葉の3秒後には、あたしの身体はすっぽりと瞬に包まれていた。