裸足のシンデレラ
裸足のシンデレラの恋愛事情
*真姫side*
…最近のあたしは自分で言うのもなんだけど酷く不機嫌だ。
というのも…
「また貰ったの?」
「しゃーねぇだろ。俺が書いてんじゃねぇし。」
「真姫がのろまなのがいけないのよ。」
「…。」
そう言われては仕方がない。
だって言えないんだもん。
今更、ずーっと仲良しの友達の関係に終止符を自分で打つなんて出来ない。
恥ずかしくて死んじゃうんじゃないかって本気で思うし。
『服部瞬くんへ
放課後、お話したいことがあります。
中庭で待ってるので来てください。』
って…
「なにこれ…今までので一番ベタじゃない?」
「…寒気がしてきたわ、私。
頭の中が昭和の女の子なんて今時いたのね。」
「おい…今平成だろ…?」
文化祭が終わってからというもの…
瞬の人気がいきなり上がった。
そして週に1度は告白されている。
だからあたしは不機嫌だ。
…最近のあたしは自分で言うのもなんだけど酷く不機嫌だ。
というのも…
「また貰ったの?」
「しゃーねぇだろ。俺が書いてんじゃねぇし。」
「真姫がのろまなのがいけないのよ。」
「…。」
そう言われては仕方がない。
だって言えないんだもん。
今更、ずーっと仲良しの友達の関係に終止符を自分で打つなんて出来ない。
恥ずかしくて死んじゃうんじゃないかって本気で思うし。
『服部瞬くんへ
放課後、お話したいことがあります。
中庭で待ってるので来てください。』
って…
「なにこれ…今までので一番ベタじゃない?」
「…寒気がしてきたわ、私。
頭の中が昭和の女の子なんて今時いたのね。」
「おい…今平成だろ…?」
文化祭が終わってからというもの…
瞬の人気がいきなり上がった。
そして週に1度は告白されている。
だからあたしは不機嫌だ。