時空恋愛 陰陽師と新撰組

夜青龍が帰ってきた

「鈴音様、仕事は明後日でなければなりません、今日や明日では解決できません。時空の歪みが発生し妖が来るのです」

確かにな、時空間は予想を立てているからな

「わかった、場所は?」

これ大事よ、鬼門付近ならかなり危ないし、裏鬼門は鬼などが増える入り口だからね

「鬼門でも裏鬼門でもありませんが」

なんで余計暗そうな表情はなんだ青龍よ

「実は、万年桜の付近でして」

納得。霊樹なら鬼門なんかより何倍も質が悪いな

「十二神将総出が良いのでは?」

確かそれが良いかもしれないが

「不測の事態を考え、守護に天后と闘蛇を念の為に残す、武道派ならば天后を守るし、天后なら闘蛇のストッパーになるからね」

四神は絶対に必要だし、でも不足の事態に対応出来るのはこの二人だろうね

「確かに、しかし天后の説得は?闘蛇は闘いたいと暴れると思いますが」

確かにな〜、戦闘オタクの闘蛇と私大好き天后

説得はな〜…




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