時空恋愛 陰陽師と新撰組
想いだしてみると

「変な夢見て起きて…

ご飯食べて、学校行って

アルバイトあって、神社にお参り

…で、気がついたらここに」

考えてみたら

「神社って、いつも行ってる?

例えば稲荷神社だったりしない?

しかも、千回は行ってない?」

考えこんでから

「千回はわかんないけど、
稲荷神社だった気が…」

なんか当たりかな…

「内容は何かな?」

多分…
「私家族いないから…
捨て子で施設で育ちました

その神社には小さい頃イジメられ
る度に逃げこんでいて…

神主様達が慰めてくださいました

その度に、必要とされたいと、」

…予想的中!?

「うん、じゃあ瑞季さんは自分で
ここに来たことになるよ」
びっくりしていたが

「貴女の願いは必要とされたい

だから必要とされる場所にきた」

なんと無く不服そうだが

「剣や体術は?」

「居合は少し、あとは空手かな」

さらっと行ったが

「じゃあ、ここにいる?」
びっくり再び

「いや、あの、身分とかさ」

慌ててるが

「私も貴女と同じだよ
ツテはあったけど

嫌なら私の先祖だけど、家に…」

下を向き首を振っていた

「じゃあ、同じ部屋で」

勝手に決めたが

「なんとかなる」

楽観的だったりする
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