時空恋愛 陰陽師と新撰組

誘拐された私がついたのは立派な門の屋敷

「ただいま帰りました」

ドタドタ足音が聞こえてた
「総、巡察は羽織りを着ろといつも言っている…誰だそいつら」

写真が本人ならば

「土方歳三?」

つい、ぽろりとね?

「長州の間者か?」

一気に険しい顔になった土方さんに自己紹介をする

「始めまして、八代目安部清明です。後ろのは青龍・朱雀・白虎・玄武です」

丁寧に挨拶したのに

「神の名を騙るのか、長州の間者は」

こいつもかよ、沖田よりましだが悪人は成敗

「伏して願い奉る、清き水脈よ、我に御力貸し与えたまえ」

地面から水が土方を濡れ鼠にした

「清明様、余り術を使いませんように時空の歪みに落下したせいで疲れてますから」
玄武に叱られたが

「皆を侮辱したんだよ?私の清明様や皆を馬鹿にした人には容赦しないよ」

朱雀は感動してたが、青龍は苦笑い

「ここが穢れの発信地だしさ、少しはマシになるし、いいじゃんね?炎を使わないだけね?」

白虎がフォローをいれるが
「「「「知ってる(〜)」」」」

皆わかっているって…






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