時空恋愛 陰陽師と新撰組

部屋に入り近藤さんがお茶を立ててくれた

「清明様に穢れた水を使った茶をだすのか」

青龍が近藤さんに叫び土方さん、沖田は抜刀しようとするが近藤さんが手で制した

「青龍、誠意には誠意で返すのが礼儀です」

青龍を嗜めた後、近藤さんの立てたお茶を飲んだ

「皆様、青龍が無礼をお許しください。私の身を案じての事なのです」

両手を付け深く頭を下げた私に近藤さんは

「頭を上げてください、無礼を先に働いたのはこちらなのです。なのに頭を下げさせ申し訳ありません」

逆に頭を下げてくれた

「清明様、すいません」

青龍が謝ったから「心配してくれてありがとう」と礼をする

「本当に最低だね？礼をとった相手を罵るなんてさ？」

沖田が私に向かって文句をいうが

「先に無礼を働いたこちらに、不平を言う権利は無いと思うよ？総だって私の身体に害があるものを出される可能性があったら礼儀だなんて言えないはずだよ？」

沖田に優しく諭す近藤さんが私に向き直り

「すいませんね」と謝罪した

「いえ、事実ですから」

沖田はしょげている