時空恋愛 陰陽師と新撰組
最後に土方さんの質問だが
「土方さん、私達の世界の物は電気、エレキテルをしようした物はほとんどで

陰陽師の仕事の際は、身を危険に曝す可能性が高いので身につけません

今回の仕事は時空の歪みが原因で危険が増える確率が高いのです 」

私が説明した後白虎が

「鈴音様、証拠なら俺のケータイがありますよ」

自慢気な白虎に開いた口がとじない

「白虎?ケータイを何故持ってるのかしら?」

まさかね?

「外の天后達との連絡用ですよ?ケータイは携帯してこそ意味があるんですよ?護身用にもなりますし」

馬鹿だ、会議した時に話した

「白虎、天后達には式神を利用すると話をしたでしょう?

時空の歪みに刺激を与えることは避ける予定でしょう
話は聞いていたのかしら?」

ニッコリ白虎に聞くと

「もしかして、今回の原因は俺?」

確かに多くは白虎にあるが

「いいえ、私の油断が多いわ。

でも、話合いの結果理解していないのは危険だから

私も油断しないようにするから白虎も理解出来ない場合は確認してね?」

分かりました、

「白虎、ケータイの事は未来の証拠になるから、カメラ機能をみせたら」

落ち込む白虎にお願いすると

「俺かんばります」

尻尾があったら振りきれそうな笑顔でケータイの説明をしていた
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