ボーダーライン~君との境界線~
(ここよ!降りて)
2軒隣り合わせになった建物の左側が、どうやら家主の家で私がお世話になるのは右側の緑の屋根の平屋建ての建物だった。
その平屋の方のドアを開け家主に続いて入る。
(Ray、Yuki、Dick)
ソファに座って談笑してた3人を紹介された。
最後のディックだかリックだかがイマイチ聞き取れなかった。
「水沢里桜です。よろしくお願いします。」
「つか、なんで日本語?」
「あ・・・。」
「ここLAだからね?」
「もーいいじゃんレイ。あ、あたしは有希。21歳よろしくね。こっちの子がスペインとアメリカのハーフで、リチャードっていうの。ディックって呼んでやって!私よりひとつ年下の20歳ね。で、こいつが角川礼生。」
リチャードがなぜディックなのか、一瞬頭が混乱したが、そんなのお構いなしに家主が私も紹介してよ?と有希に促す素振りをする。
2軒隣り合わせになった建物の左側が、どうやら家主の家で私がお世話になるのは右側の緑の屋根の平屋建ての建物だった。
その平屋の方のドアを開け家主に続いて入る。
(Ray、Yuki、Dick)
ソファに座って談笑してた3人を紹介された。
最後のディックだかリックだかがイマイチ聞き取れなかった。
「水沢里桜です。よろしくお願いします。」
「つか、なんで日本語?」
「あ・・・。」
「ここLAだからね?」
「もーいいじゃんレイ。あ、あたしは有希。21歳よろしくね。こっちの子がスペインとアメリカのハーフで、リチャードっていうの。ディックって呼んでやって!私よりひとつ年下の20歳ね。で、こいつが角川礼生。」
リチャードがなぜディックなのか、一瞬頭が混乱したが、そんなのお構いなしに家主が私も紹介してよ?と有希に促す素振りをする。