昔に戻りたい…




『慶子~転校生好きみたい。』

「はぁあ~あんなののどこがいいの?」


『どこって言われたら…話したこと無いからわかんないけど…他の女と話してたら無性に腹立つ。』


「あね~あんな外見けど人気あるもんね。」


『あたってくだけよかな』


「はや。話したこと無いのに告白かい。」


『芽衣沙 人見知りやし何話せばいいかもわからん。』


「芽衣沙はかなり人見知りやもんね~まぁ告白が上手くいけばそれから会話弾むかもし頑張れ。」









授業が終わりみんなが
教室から出て行ってる。
急いで3組行ったけど
転校生はいない。
慌てて階段を
降りてたらいた。
でも声かける勇気がでず
教室戻って慶子に報告したら
慶子が教室から飛び出て
転校生に話しかけてた。




ってもしかして…


「芽衣沙が好きって」

「は?芽衣沙ってだれ?」



誰誰誰誰誰誰誰誰誰…
そうよね…話したことないし。
諦めなきゃ。
知らない人に告白されても
困るよね…



『慶子もういいって。知らない人に告白されても困るって。ごめんね龍王くん…』


「あっ!芽衣沙!この子が芽衣沙これで知らない人ぢゃないやろ?」


『もう困ってるからいいよ。慶子ありがとう。』



私はその場に居ずらくて
教室ににげた。

慶子と龍王が居る場所
階段の踊場…
下校時間だから
周りには人がたくさん


少しして慶子が
走ってきた。

「芽衣沙!何で逃げるの。」

絶対ふられたな…
さらば初恋…
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