夢みる妄想が―る
妄想と隼人くん
ふぁ〜あ
眠たいよ〜
ただ今 4限日本史の授業
日本史の先生は23才の若い男の先生
スポーツマンで顔は黒くて…
いかにもあたしが好かなそうな顔だ
あたしは白馬の王子様に憧れてるんだもん!!
こんなこと月ちゃんに言ったら
また何か言われそう…
一番後ろ+窓際という絶好の席で
とんびが飛び回っているのを見ながら
あたしは静かに目をつぶった
「…ず…柚子――バコン!!」
「いった――い!!ってあれ??月ちゃん…」
「また柚子寝てたよ〜加護っちは優しいから
見過ごしてたけど…」
「あぁ…すいませんでした。眠気がヤバくて」
日本史の先生の名前は加護…加護…
なんだっけ??
みんな加護っちだから下の名前分かんないや
とゆうわけで加護っちごめん…
「大丈夫!!ほら〜今日晴れてるしさ…
外でご飯食べよ―よ」
あたしは月ちゃんといつもの屋上へ向かった