夢みる妄想が―る

妄想と隼人くん




ふぁ〜あ

眠たいよ〜



ただ今 4限日本史の授業

日本史の先生は23才の若い男の先生
スポーツマンで顔は黒くて…
いかにもあたしが好かなそうな顔だ



あたしは白馬の王子様に憧れてるんだもん!!



こんなこと月ちゃんに言ったら
また何か言われそう…




一番後ろ+窓際という絶好の席で
とんびが飛び回っているのを見ながら
あたしは静かに目をつぶった







「…ず…柚子――バコン!!」


「いった――い!!ってあれ??月ちゃん…」


「また柚子寝てたよ〜加護っちは優しいから
見過ごしてたけど…」


「あぁ…すいませんでした。眠気がヤバくて」




日本史の先生の名前は加護…加護…
なんだっけ??

みんな加護っちだから下の名前分かんないや



とゆうわけで加護っちごめん…


「大丈夫!!ほら〜今日晴れてるしさ…
外でご飯食べよ―よ」



あたしは月ちゃんといつもの屋上へ向かった



< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop