お姫様の愛し方
第1話目
こんにちは♪

白川姫乃。高校2年生です

私は1つ下の妹と違って頭もそんなよくなく要領も悪い。

そんな私だけど運動神経だけはいいです。

…で、私、今日は文化祭の準備があって早くに学校の被服室に着たんですが…


……今の状況についていけませんっ!!

と、その時聞きなれた声がした


「姫?」

「翔…」


翔は被服室に入ってきた瞬間目を見張った

「なに……これ」


翔が動揺するのは無理もなかった



だって…今私達の前にあるのは

ずたずたに切り刻まれたTシャツがたくさんあったから

しかもそれは私達が昨日まで頑張って作り上げたもの

なのに…なんでこんなことに…
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