Un titolo
甘い恋で5題

一緒にいる安心感



「んー…稜ー」

「どうした?」

「…眠くなっちゃった。寝ていい?」



俺の部屋で寛いでいた
由夏が突然そう言った。



寝ていい?
なんて聞いてきたくせに
既に瞳は閉じかけている。



「はいはい。どうぞー」

「ん…おやすみぃ」

「おやすみ、由夏」



頭を撫でてやると俺の肩に寄りかかって寝息を立て始める。

< 1 / 21 >

この作品をシェア

pagetop