Un titolo
それでも好きなんです!
「ゆーまちゃーん!!」

ふわふわの長い髪
後ろ姿だけでも見間違うはずがない
僕の大切な女の子。


大好きな名前を大きな声で呼びながら
彼女が振り返るより早く抱きついた。


「浩紀、離れて。じゃま」

「やーだー」

「動けないんだけど?」

「いいじゃーん」


呆れた声と視線で訴えられたけれど気にしない。
だって離れたくないし

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