Un titolo
「…そっか、じゃあ送ってく」

また手を繋ぎなおして進みだした。
はずなのに、体が後ろに引っ張られた。


「どうしたの、由真ちゃん?」

少し俯いてその場から動かない彼女。



「…うそ。寄ってきたい」

小さく聞こえた言葉に嬉しくなってすぐさま向きを変え、玄関に進んだ。





たまにデレるその顔も大好きです!
(彼女はいわゆるツンデレです)


2012/02/08BLOG掲載

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