あと××㎝!!
いよいよあたしの順番がまわってきた!



『あー、緊張する。えっとあたしは・・・15番!やった!窓際じゃん♪』



よーし肝心のお隣はっと・・・ん??



なんであいつがあそこにいるわけ?



『ちょっと!なんで修也がそこにいるのよ!』



「はぁ?なんでって俺の席ここだからに決まってんだろ」



はぁ?冗談もたいがいにしなさいよ。



『そんなわけないでしょ!?ちょっと紙見せてみなさいよ!』
グイッ



うそ・・・。16番? えっ?16番ってことは・・・?



あたしは15番。修也は16番。連続する数字は隣どうしになるはず・・・



ってことは・・・



『まさか、また修也と一緒ってこと・・・?』



「そのまさかだな。またお前と一緒かよー最悪」



そのとき、あたしのなかの何かがガラガラと音をたてて崩れていった・・・
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