世界が終わる前に


弱い自分が嫌で、嫌いで、人に関わる事を恐れる癖に、拒絶されるのが堪らなく怖かった。




それでも繋がる世界の近づく終わりに、私は恐怖を抱かずにはいられなかった。


迫り来る恐怖に身を震わせながら。

ただその瞬間を、ずっと、見ていたんだ。


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