神様の向日葵
晩御飯のトキのあの沈黙
耐え切れねえ!!
と言わんばかりに
兄ちゃんは猛スピードで
ご飯を平らげて2階へ
「.......」
「.......」
...沈黙だあ―...
兄ちゃんまぢ馬鹿!
肩に下ろされた髪が
しんなりして
何か今にも泣き出しそうな
顔つきの母さんは
いつもより小さく見えた
肉じゃがをぱくつきながら
母さんはどっか
宙の1点を見つめている
ばあば、そこにいるのかな?
ばあば、助けて?
何で死んぢゃったの..