君と私とときどき君と
私、何もしていませんよ。
お宮参り
「みのるー!!早くしないと、ぶっ殺すわよー?」
「ぎゃああああ!お母さま!それが娘に向かって言う言葉ですか!泣きますよ!」
こんにちは。
桃山、実瑠です。平仮名でいうと、ももやま、みのるです。
只今、殺されかけてます。
言い変えると、やっと準備が終わった娘に母親がラリアットかましてます。
「おっせーんだよ18歳の分際で!!!」
「痛い痛い痛いですお母たま!ギブ!ギブアップてくすとみー!!」
「意味わかんねぇんだよ!もう一回小学生の国語習ってこい!」
「違います!英語ですお母さまぁぁぁ!」
「ほら、千春(ちはる)。そんなにいじめると実瑠が可哀相だろう?お遊びもそこらへんにしておいたらどうだ?」
「・・・もうっ、仕方ないわね!・・・早く立てよ、みのる。」
「た、態度がぜんぜん違う・・・!本当に母親かテメー泣くぞ。」
「おい、お前親に向かってテメーっつったろ。親は神様だァァァ!繰り返せ!」
「はい、そのとおりでごっしゃいますお母さまぁあぁぁ!痛いからラリアットはやめてえええええ!!」
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