君と私とときどき君と

誰か助けてください!






土方は舌打ちをしたのち、実瑠に向き直る。
実瑠もついでと土方の方へと体を向ける。




土方「しょうがねぇからお前を俺の小姓にしてやる。でも勘違いすんなよ、俺は自分から好きでお前を雇ったんじゃねェ。いいか、それだけだからな。」



そういって土方をフンと顔をそらす。
何そのツンデレ。





実瑠「わかってますって。で、自分の部屋ってもらえるんですよね?」



実瑠が聞くと、土方はうなずく。



土方「まぁ・・・いきなり来た小僧がいきなり組長と同じ待遇を受けるなんざ・・・隊士に不評を得るかもしれねぇ。そんときは・・・」


実瑠「そのときは?」



土方「力でねじ伏せろ!」



実瑠「なんとまぁ無理難題。」








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