最愛の人

恋かな？

「輝愛(るあ)海行かない？」


真夏日の今日。

今日は一段と暑い日だった。

城ケ崎輝愛。

高校二年生。

夏休みだからというのもあり髪を茶色く染めたせいで実際の歳よりも上にみられている。

「いいね♪行こう！」

そして私の唯一の友達、美里。

私達は小さい時からずっと一緒だ。

もちろん高校も一緒。

私達は水着を持って家から電車で１時間の所にある海水浴場に行った。

「人めっちゃ多いね♪でもそんなの気にしない！輝愛♪泳ぐよ」

美里は本当に落ち着きがない。


着いたばかりなのに。


まっ♪そんなの気にしてられない。


私達は水着に着替えて海に飛び込んだ。


「めっちゃ気持ちー♪やばいよ！」


美里に水を顔にかける。


「あー！やったなぁー！！それ」


「キャー！！」


輝愛と美里は子供見たいに暴れていた。