最愛の人
これからいっぱい直孝にドキドキさせられるんだろうな。

今でさえドキドキなのに。

心臓持たないよ。

「輝愛ちゃんよろしくね♪」

意地悪そうに言ってくる

直孝に私は爆笑寸前。

まともに授業受けれなかったよ。

直孝のせいなんだけど。

じっと私を見つめて目が合えば手を握ってきて。

そう思いながらも家に着き秀弥に話しをした。

「でね?今日、芳樹君と直孝が転校してそれでね席が隣になった!」

秀弥は笑って話しを聞いていた。

なんでそんなに笑うかな?

秀ちゃんの馬鹿!

私は拗ねて部屋に戻った。

勉強しなきゃな。

てかもうすぐ期末テストじゃん。

期末テストで大体の点数

取らないと進学厳しいんだよな。

勉強をしようと教科書を

開くと同時に携帯がなった。

♪〜♪〜♪〜

画面を見ると直孝だった。

【これからは俺と一緒に登下校するからな♪】

え?

夢みたい。

これからは毎日直孝と一緒にいられるの?

夢じゃない。

【わかったぁ♪じゃ今勉強中だからまたね↑】

この日は直孝のせいで勉強に集中出来なかった。

テストやばいのに〜。

今年最後のテスト頑張らないと

ダブリになるんだよなぁ。

私は集中出来ない頭を

切り変えてテスト勉強に

集中をする。

勉強に集中し過ぎて

気付けば朝だった。

私は慌てて学校の支度をした。

秀ちゃん達は寝てたので簡単な朝ご飯を作って家を出た。

玄関を出ると直孝がいた。

「おはよ♪」

直孝って朝早いんだ。

それとも私に合わせてくれてるの?

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