最愛の人
『恋…かぁ。そっか』
それから美里と話し電話を切った。
輝愛はずっと考えた。
メールするべきか。
でも忙しかったら邪魔になるし。
うーん?
どぉーしらいいのだろうか?
この際メール送っちゃえ!
《今日はありがとう♪また会えたらいいね♪》
メールを送ってベッドに潜り込む。
まだドキドキしてる。
私こんなにドキドキしたのいつぶりかな?
♪〜♪〜♪〜
ボケッとしていると携帯がなった。
受信:直孝
《俺こそありがとう(v^-゚)また会えたらいいな(#^.^#)》
思わず笑ってしまった。
直孝ってこんなメールするんだ。
でも嬉しい。
《本当だね!》
メールを送り携帯を閉じる。
直孝って以外にメールが早い。
でも直孝の一部を知れて嬉しいな。
輝愛はそう思いながらも眠りについた。
翌日
「輝愛!いい加減起きなさい!」
怒鳴り声と同時に目が覚めた。
体を起こすとお姉ちゃんがいた。
お姉ちゃんは元ヤンキーで地元で知らない人なんていなかった。
いくら親がわりだとしても。
私はそんなお姉ちゃんに反抗なんてとてもじゃなく出来なかった。
「お姉ちゃん。おはよう!」
寝ぼけながらにお姉ちゃんに挨拶をする輝愛。
姉はそんな輝愛を見て怒る事すら出来ない。
「早く用意しなさい!遅刻するわよ?」
輝愛は学校に行く準備をして家を出た。
姉は輝愛を見守って優しく「いってらっしゃい」と呟いた。
学校に行っている途中に一台の車が止まった。