最愛の人
それが最後に聞いた貴方の声でした。
それが最後になるのなら私は…。
後々分かる出来事。
あの時に貴方の手紙が来なければ私はずっと後悔に包まれ、
ずっと分からずにいたと思う。
私達は都内にある病院へ行った。
直孝が救急車で運ばれた病院に。
でも、なんで直孝がいたんだろう?
なんで打たれたの?
謎に包まれたまま直孝が出て来るのを待った。
待つ事、4時間。
やっと出て来た直孝は、包帯に包まれ変わり果てた姿で出て来た。