最愛の人
それから二ヶ月がたった。
私は、いつも通り病院へ行く。
今日の病室は、やけに煩かった。
しかも…直孝の病室。
私は、直孝になにかあったと思い慌てて病室へ走った。
私の行動が後々、恥ずかしい思いになるなんて思わなかった。
やっと病室に着きドアを開ける。
「先生!直孝……どうしたんですか?」
先生は、一瞬びっくりした顔をした。
それから先生達は、爆笑し始めた。
「ハハハ♪君面白いね。直孝君が目を覚ましたってのに…」