最愛の人
直孝Side
まさか俺達が夫婦になるなんて…。
輝愛の妊娠。
愛する女が妊娠と告げた時、
俺は嬉しさと罪悪感が襲った。
輝愛にとって妊娠は
嬉しい事なのかもしれない。
家族がふえるから。
けれど俺が父親になって
この先ちゃんと守って
行けるのか不安になった。
秀弥さんが俺に聞いてきた時
俺は決心をした。
輝愛を守る事。
俺等の子供を守る事。
輝愛にプロポーズした時
俺はまぢで恥ずかしかった。
輝愛の優しい声で「はい!」と
返事が返ってきた時、俺は
本当に嬉しかった。