ツンデレ王子様ッ★
1/交わらない感情
恋愛以上は持たない―…。
そう決めていたあたし。
メイドが王子に恋をするなんて…好きだなんて…。
そんなの…誰が考えても認められるはずがない。
認められないの…。
だから「好き」の気持ちは一生封じ込めたまま―…
そう、「好き」だなんて―…
「…き…づき…魅月っ!」
「はいっ!」
「…ったく、何ボ~ッとしてんだよ…。」
だって…隼人のこと考えてたんだもん…。
「…はい…ごめんなさい…。」
「こんどからは気を付けろよな!」
「…はい。」
中1になって、あたしはこの隼人のの専属メイドになった。
もちろん、小学生から同じ学校だったし、友達的な存在だった。
けどメイドは必ず敬語って教えられてるんだよね…。
だから結構親しい仲の方…なはず。
洗濯やら皿洗いやら、なんでも押しつけられる…。
正直、実が持たない…。
「で、早くやれよ。」
「…へっ?な、何を…ですか…?」
「お前だからちゃんと聞いてろよな…。」
「…っ…は、はい…。」
…はあ…何でやっちゃうかなーあたし…。
「よし、じゃあやっとけよ、掃除!」
「はい…」
とか言ってても、本当は隼人のこと好きだったりする…。
でも王子とメイドは結ばれるなんて有り得ない。
だからこの「好き」はずっと心に封じ込めてる―…
そう決めていたあたし。
メイドが王子に恋をするなんて…好きだなんて…。
そんなの…誰が考えても認められるはずがない。
認められないの…。
だから「好き」の気持ちは一生封じ込めたまま―…
そう、「好き」だなんて―…
「…き…づき…魅月っ!」
「はいっ!」
「…ったく、何ボ~ッとしてんだよ…。」
だって…隼人のこと考えてたんだもん…。
「…はい…ごめんなさい…。」
「こんどからは気を付けろよな!」
「…はい。」
中1になって、あたしはこの隼人のの専属メイドになった。
もちろん、小学生から同じ学校だったし、友達的な存在だった。
けどメイドは必ず敬語って教えられてるんだよね…。
だから結構親しい仲の方…なはず。
洗濯やら皿洗いやら、なんでも押しつけられる…。
正直、実が持たない…。
「で、早くやれよ。」
「…へっ?な、何を…ですか…?」
「お前だからちゃんと聞いてろよな…。」
「…っ…は、はい…。」
…はあ…何でやっちゃうかなーあたし…。
「よし、じゃあやっとけよ、掃除!」
「はい…」
とか言ってても、本当は隼人のこと好きだったりする…。
でも王子とメイドは結ばれるなんて有り得ない。
だからこの「好き」はずっと心に封じ込めてる―…