ツンデレ男子の攻略法
「コト…、笑いすぎだってば」
コトはまだ笑ってる。
「あははっ!ゴメンゴメン。ひぃ~、お腹痛~い」
コトっていつもこんなに笑ったっけ…?
って思っちゃうほど大爆笑していた。
「コトぉ、そろそろ笑うのやめない?死んじゃうよ~」
と、アタシがコトのことをなだめていたら、廊下が急に騒がしくなった。
「やばぁい、超カッコイイ!!」
「ねぇ、今日のお昼あたしと一緒に食べよ!」
「何言ってるの!?今日のお昼は私と、って決まってるんだからっ」
「えぇ~、わたしだって一緒に食べたいー!」
あぁ…だんだん声が近づいてくるよ。
今日もきたのか、『この時間』が。
この時間というのは……
「「誰がいいの、キング!!!」」
そう、キングの登校時間。
コトはまだ笑ってる。
「あははっ!ゴメンゴメン。ひぃ~、お腹痛~い」
コトっていつもこんなに笑ったっけ…?
って思っちゃうほど大爆笑していた。
「コトぉ、そろそろ笑うのやめない?死んじゃうよ~」
と、アタシがコトのことをなだめていたら、廊下が急に騒がしくなった。
「やばぁい、超カッコイイ!!」
「ねぇ、今日のお昼あたしと一緒に食べよ!」
「何言ってるの!?今日のお昼は私と、って決まってるんだからっ」
「えぇ~、わたしだって一緒に食べたいー!」
あぁ…だんだん声が近づいてくるよ。
今日もきたのか、『この時間』が。
この時間というのは……
「「誰がいいの、キング!!!」」
そう、キングの登校時間。