ツンデレ男子の攻略法
別に嫌なわけじゃないけれども…。

今キングのことみたら、『この人実はツンデレなんだよっ』って言いかねないもんね。

だから、極力顔はみたくな~い!

お願い神様っ!

今すぐキングが引き返しちゃうようなことをおこしてくださいー!!


でも、神様ってのは残酷なもので。

キングはすぐそこまできていた。

「ねぇキング、聞いてるの?」

「うるせぇ…。今日は無理なんだよ」

「昨日からそればっかり!!理由も言ってくれないし、どおいう事なのよ!?」


キングは、ものすごく面倒臭そうな顔をしていた。

早くいっちゃてよ~!


アタシは、焦れったくて足をバタバタさせていた。

そしたら腕を強く誰かに引っ張られた。

その人の正体はなんと…

『キング』

だった。
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