ラストイニング・延長戦
「……充が頼りないから、こんなに私が苦労するんだ。」。

そう言う奈月の顔は真っ赤になっていた。

「いいな、なつは純愛中で。王子がいるから間違いがないように、ツンキャラ通してるしね。」。

「そ、そんな…事…ない!」。

「へぇ〜。充君は、幸せ者だ。でも、程々にしないと単に嫌われ者になったらつまらないし、充君も喜ばないわよ。」。
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